就活生は要検討!?地方銀行が危ないと言われる理由と対応策

日常

こんにちは!

ハマネッコです!

 

 

金融関係の方ならご存知かもしれませんが、近年地方銀行の収益が悪化していると言われています。

昔は「銀行」と言えば安定社会の象徴のようでしたが、今ではむしろ出版なんかと一緒に「将来危ない業界」に位置付けられるようになってしまいました。

どうして地方銀行の危険性が声高に叫ばれるようになってしまったのでしょうか?

今回は、そのことについて考察していこうと思います。

 

 

スポンサーリンク

1.原因はマイナス金利と人口減少

地方銀行の収益が悪化している原因はいくつか考えられているのですが、代表的なものにマイナス金利と人口減少があります。

ここでは、その二つについて掘り下げていこうと思います。

 

1-1.マイナス金利

これはメガバンクやネット系にも共通して言えるのですが、銀行の収益が悪化している原因の一つがマイナス金利です。

数年前からやたら新聞やニュースで耳にするマイナス金利、いったいどういうことなのでしょうか?

 

実は、金融機関は任意の額ですが日銀に口座(=当座預金)を作り、お金を預けています。

みなさんが銀行に預金した時と同じように、金融機関が日銀に預けたお金にも金利が付きます。

例えば金利を1%とし、A銀行が日銀に100万円預けたら、1年後のA銀行の口座は101万円になっているのです。

金融機関からすれば、日銀にお金を預けておけば金利がついて、確実に収益が挙げられるのです。

しかし、2016年2月から日銀はこの金利をマイナスにすると発表しました。

金利をマイナスにするから「マイナス金利」です。

単純です(笑)

そしてマイナスにするということは、預ければお金が減ってしまうということです。

先ほどの例を用いるなら、金利を-1%とすると、1年後のA銀行の口座には99万円になってしまうのです。

日銀に預ければ預けるほど、金融機関は損をしてしまうのです。

このため、地銀をはじめ銀行は業界全体として厳しい立場に立場に立たされているのです。

 

ですが、ここで「じゃあ日銀に預けないで、貸し出せばいいじゃん」と思う方もいらっしゃると思います。

それが日銀の狙いです。

バブル崩壊後の不景気にて各企業が資金繰りに悩む一方で、各銀行には「日銀の当座預金」という資産の安全地帯がありました。

そのため、銀行は企業に対して「下手に企業に融資するより、日銀に預けたほうが安全だな」と思うようになります。

いわゆる貸し渋りです。

すると企業は「銀行もお金を貸してくれないし、事業を縮小しよう」となりますし、さらに会社をたたむ所も表れました。

マクロな視点で見ると、「銀行がお金を貸さないせいで経済が停滞している」となるのです。

この状況を打開するために日銀は、「安全地帯」の撤廃(=マイナス金利)を決断します。

「銀行の安全地帯さえ無くしてしまえば、リスクを取ってでも貸し出すようになるだろうし、ひいては景気も回復するだろう」ということです。

 

先日日銀の黒田総裁の続投が決まったため、日本ではしばらくマイナス金利が続きそうです。

今後どうなるのか、注目していきましょう。

 

1-2.人口減少

地方銀行が危ないと言われる二つ目の理由が、少子化です。

地方銀行はその名の通り、特定の地域(多くは1都道府県内)に限定した地域密着型の展開を強みとしています。

しかし、今の日本はどんどん少子化に向かい、さらに若い人ほど東京をはじめとした都市圏に流出しています。

この現象を地方銀行の視点で見るならば、自身の営業エリアの顧客が減少していることになるのです。

先ほどのマイナス金利は一時的な要因と見られていますし、現にいち早く導入した他の先進国ではすでに廃止済みです。

しかし、人口流出や少子化のの流れは必然であり、流れを緩和することはできたとしても止めることはできません。

これが、「地方銀行が危ない」と言われる理由です。

 

 

スポンサーリンク

2.地方銀行は経営統合で生き残りへ

これまで地方銀行の危機について述べていきましたが、地方銀行側もただ黙ってみているわけではありません。

生き残りをかけて、必死に対応策を考えています。

その一つで、もっとも多くみられるのが経営統合です。

地方銀行は営業エリアを限定しているため、人口減少によりどうしても一行のみでは営業規模の縮小は避けられません。

そこで、「営業エリアそのものを広げてしまおう」という策に出るのです。

もっとも、経営統合自体はいつの時代にも見られたのですが、マイナス金利政策後は急増しています。

具体的には、隣接する都道府県の地銀と共同持ち株会社を作ることがい一般的であり、行名自体は残すことがおおいので、一般人の支店ではなかなか気付きにくくなっています。

今や最大地銀である横浜銀行も、その一つです。

2016年に東日本銀行との共同持ち株会社「コンコルディアFG(=Financial Group)」設立し、いち早く経営統合へと動き始めましたが、「横浜銀行」という名前は依然残っています(もちろん「東日本銀行」も)

以後、各地銀がいろいろなところで経営統合を進めています。

地方銀行を考えている就活生の方や転職希望の方は、その銀行がどのような変遷を歩もうとしているのか調べてみると良いでしょう。

 

 

 

以上、地方銀行についてでした!

よろしければ、SNSなどでの記事の拡散もよろしくお願いします!

では、次の記事でお会いしましょう!

ハマネッコ

日常
スポンサーリンク
ハマネッコをフォローする
ハマネッコの歩み

コメント

タイトルとURLをコピーしました